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JUL

01

2016

CGWB2016 Finland vol.1

Finland Day 01

本日ヘルシンキ市街から200kmほど西に足を伸ばして、 ムーミンで有名な「ナーンタリ」 フィンランド最古の都市「トゥルク」へ。

まずは今日の相棒ドライバーの紹介から。  
このいかつい感じのPekka(ペッカ)に今日一日お世話になります。
よろしく!

ドライバーのベッカさん

最初の目的地は「ナーンタリ」。 
Pekka情報によると、ナーンタリは人口1,000人程度の小さな街なので、 こじんまりとまとまっていて散策しやすいとのこと。
※益田のつたない英会話による(笑) 

そして、ナーンタリと言えば、 なんといってもガイドブックでも熱く説明されている「ムーミンワールド」! 
ムーミンに興味がなさそうなコアゲートメンバー、果たしてみんな入るのか⁈ と疑問を抱きつつも、なんと全員入場。
ちょうど週末ということもあり子連れファミリーが多い中、 完全アウェイ状態でありながらも、そこはコアゲートメンバー!
来たからには全力で楽しみました!!

ナーンタリ散策中
ムーミンワールド
ムーミンワールド
ムーミンワールド
ちょっとトピックス
ムーミン

ムーミンの産みの親は、 フィンランドを代表する童話作家「トーベ・ヤンソン」。
もちろんムーミンの作者として有名になったのですが、 それ以外でもこのヤンソンさん凄いんです!

油彩画家、フレスコ画家、イラストレーター、風刺画家、児童文学作家、漫画家、絵本作家、作詞家、舞台美術家、商業デザイナー、そして小説家…。 どんだけパラレルキャリアなんだ!!

そして何よりカッコいいのが、彼女にとって、 グラフィックアートと文学、芸術と人生、仕事と愛の間に境界線はなく、 ”すべてはひとつ”、ということ。
これには本当に感服…、 コアゲートメンバーも真似したいところですね。

さて、本題のムーミンについて。
見た目はカバのような感じですが、想像の生き物で森の妖精トロールがモチーフになっているようで、身長は30cmとのこと。
と言いながらも、ムーミンワールドで会ったムーミンは、150cmはゆうに越える身長だったけど…

ちなみに、調査過程で分かったことですが、 フィンランド以外では初めて作られるテーマパークが、何と! 2017年開業に向けて日本の埼玉県飯能市に建設中とのこと。
名称は「メッツァ」で、フィンランド語では『森』を意味するそうです。

そして、次の目的地は「トゥルク」。 
この街は12世紀にスウェーデンの侵攻を受けてから 約6世紀もの長きの間、フィンランドの首都となっていた古都です。

まずはトゥルク城の見学会。
近くに行くまでは城らしい気配は全くなく、あぁこれか・・・という感じの外観。 
しかし、いざ中に入ってみると歴史を感じる佇まい… 日本の城と比較すると壁は高く作られているけれど、 中に入ると、いたってシンプルで入り組んだ作りはされておらず、 重要拠点だったとありましたが、日本のような城内の防衛はあまり考えられていないのかと感じる作りでした。

そもそもフィンランドは、 北欧4ヶ国(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)の中で、 新天地開拓や略奪イメージのあるバイキング気質があまりなかったため、 12世紀にスウェーデンに統治されてしまったくらいですからね…
あくまでも1拠点ということであって、防衛という点では向いていないお城だったのかも?!

トゥルク
トゥルク城
トゥルク城内
記念撮影
ちょっとトピックス
トゥルク街並み

中世のヨーロッパの街と言えば、 街の中心に流れる川、マーケット広場、城、教会などがある街のイメージがあるかと思います。 
それら全ての要素がまとまっているのが、 この「トゥルク」にはピッタリ当てはまります。

私たちが訪れた時にはイベントはなく残念ではありましたが、 夏にはクラシックからポップスまでのさまざまなジャンルの音楽が終結したトゥルク音楽祭に始まり、 シアター・芸術・デザインに関わるイベントやフェスティバルが開催されます。 そして、冬には美しい街並みにマッチしたクリスマスイルミネーションに彩られます。 

トゥルクはこのように魅力たっぷりの近代都市で、 2011年にはヨーロッパ文化首都にも選ばれているそうです。 
スウェーデンのストックホルムからバイキングライン・シリヤラインでの航路が毎日あるので、 ヘルシンキとストックホルム間での移動で立ち寄るとよいオススメの街です!

次にトゥルで一番大きい教会「トゥルク大聖堂」へ。 
ここでは偶然にも、結婚式にでくわしました! ちょうど花嫁入場の直前でしたが、部外者の私たちも入って祝福してよいとのこと。 
綺麗な新婦さんが目の前に!! 
私の台風直撃の中、迎えた5年半前の結婚式を思い出しました(笑)
コアゲート一同も祝福の拍手を送り、 我々もこの幸せにあやかろうと教会前で記念撮影でパチリ!

トゥルク大聖堂
トゥルク大聖堂前で記念撮影

その後は、限られた時間を満喫するために、 良さげなカフェを探しながら街歩きへGo。 
川に沿って綺麗に作られた街並みを歩くのはとても気持ちが良く、昼寝をしたいほどの陽気! 

ふと、川に目を向けると巨大な白鳥が… まさかこんなところにも、スワンボート⁈ と思いましたが、 川横にあった近代美術館の作品でした。 
変わった作品が展示されているようでしたが、時間があまりにも無さ過ぎて、美術館に立ち寄れなかったのは残念…

トゥルク街並み

そんなこんなで、ドライバーのPekka待ちをする間に日差しも強くなり暑くなってきたので、本日のガソリン補給♪ 

街の中心で見つけたバーのテラスで至福の一杯!

カフェにて
移動バス

帰りのバスは移動&歩き疲れと心地よい揺れで、 皆さんをムーミンワールドの夢の中へいざないましたzzz 
そして気づくと、あっという間にホテル到着。


ちょっと休憩した後は、今日の締めくくりとなるディナーへ。 
地元で人気のオシャレなレストランに向かいます。 
こちらは下に続くグルメ編でご紹介します。

グルメタイトル

Day04:Dinner

Restaurant Nokka

http://www.ravintolanokka.fi/en/front-page/ 

ヘンシンキに行かれるなら超オススメの店です♪ 
まず店構えが何とも特徴的! 大型客船のスクリュープロペラが置いてあります。 間違いようのない目印です(笑) 
どれくらい大きいかはこの写真を見ていただけると。

レストラン入口

中へ入ると、歴史を感じるオシャレな空間。 
そして、オープンキッチンの目の前に案内してもらえました! 
我々は、4品のコースを注文。

コース料理

どれも美味しいコース料理でした♪ 
その中で1つだけ変わった料理がありました。 
それは、「イラクサ」を使った口直しのシャーベット。

シャーベット

私も始めて聞いた草の名前でしたが、 調べてみたところ日本でも普通に生えている草でした。 

全草を採取して、日干し乾燥したものを使うようで、 ヨーロッパのセイヨウイラクサは、料理・薬用ハーブなどに活用されるということが分かり納得。 

このイラクサ、ネトル茶として流通されており、 花粉症に悩まれている方の体質改善にも効果があるとのこと。 

ちなみに現物は、このようなイメージです。ヨモギに近い…

イラクサ
DAY5へ続く、乞うご期待!  

Author: JUNICHI MASUDA