Choregate,Inc

DEC

07

2017

CGWB 2017 Extra edition『 TAIPEI Report 』

コアゲート毎年恒例の「Choregate World Branch Project」でヨーロッパ各国を巡ってきた私たち。
今回は番外編ということで、ディレクター&プランナーなど6名で2017年10月「台湾」の地に降り立ちました。
日本を離れ、仕事についての熱いディスカッション!?を繰り広げ、見聞を広めてきました。
今回は、プランナーコンビの竹山&長谷川(ハセ)で台湾レポートをお届けします。
Weは何しに台湾!?
「いろいろ案件のこと、考えて欲しいことがあるから、台湾集合! 気分をかえて話しできるのは台湾だな。」…というボスの一言で台湾にGo!!
ちなみに台湾は、うちのボスが仕事でちょくちょく訪れたり、ディレクターの益田が某クライアントの案件で訪れたり、何気に身近な国。

こんな感じで、毎夜!? 繰り広げられるコアゲートのディレクターズ会議

会議中の風景
会議中の風景
食事あとに、会議中
台北の街並み
【竹山】 さてさて台湾は初上陸の私たちですけど、ハセは市内を歩いてみてどんな印象を受けた?

【長谷川】 日本の地方都市の繁華街を歩いているような感じでしたね。中心部や大通り周辺は開発されていてキレイだけど、地下鉄で移動してちょっと小道に入ると、ディープな台湾イズムを感じるというか。地元に住む人たちの息吹を感じられましたね。ちょっとアメ横みたいな雑多な感じもあり…。
親日国だから日本人への配慮があるし、また日本人にとってなじみのお店があったり、親近感をおぼえる要素があったからなのかなー、初めてなのに初めてな感じがしなかった!

【竹山】 確かに、日本のチェーン店多かったよね、宿泊したホテルの地下にあったお店も、ほとんど日本のチェーン店だったし。
私は、新しいモノと古いモノが混在しているな、というのが第一印象。古い街並みの中に、リノベしたオシャレなお店とかが突然出てきて、この辺は日本と一緒だよね。古いモノは古いまま、でも新しいモノも取り込んで進化している街という印象。柔軟性があるのかな、それとも雑食!?(笑)

あとは、市内は道が分かりやすかったね。地下鉄の案内も私はわかりやすくて、ユーザビリティとかアクセシビリティに対応されているなという印象だった。中山から徒歩でホテルまで戻るとき、地下街に迷い混んだけど、案内板に助けられたよ(笑)

【長谷川】 Google Mapで検索しながら動いてたけど、確かに道は整ってましたね。歩きやすかった。そして地下街が広かった! 特に台北駅の地下街はめちゃめちゃ広くてびっくりしました。コンパクトシティだからこそ、地下街が発達しているのかな。いろんなお店があったりイベントやっていたり、なかなか楽しげな場所だったけど、気が付いたのが滞在最後の方だったからもっとゆっくり見たかったな~。
 
台湾の街並み
リノベしたお店
なんてたって小籠包! そして火鍋

【竹山】 いろいろ食べ歩もしたけど、台湾といったらこれ!っていうフードはなんだと思う?

【長谷川】 王道だけど、やっぱり「小籠包」は美味しかった! 大人数で行ったので、いろんな種類の小籠包を食べられたのはよかったですね。

【竹山】 念願の本場の小籠包だったから、お店吟味しましたよ~! 他にもオススメはある?

【長谷川】 「火鍋」も良かった! 現地でお会いした台湾の方がオススメしてくれた(というか連れて行ってくれた)ガイドブックに載っていないお店。火鍋のいろんな具材を選ぶのに日本語メニューはあったけど、日本人はいなかったね。
火鍋は、ただ辛いだけじゃない味わい深いスープで、白スープ⇒赤スープ⇒白⇒赤の無限ループで、結構食べましたね(笑)。

【竹山】 私は豆乳スープが特に女性にオススメ! 朝ごはんで2回別々のお店で食べたけど、鹹豆漿がやっぱりおいしい! 豆乳にあったパンもあって、朝ごはんでもランチでもぴったり。とても優しい味!(…けど美味しいので食べ過ぎには注意!)
 
小籠包三昧
火鍋
火鍋セット
左が白スープ、右が赤スープ(激辛)、具材は好きなモノをチョイス!
豆乳とブレッド
豆乳と大根餅など
美味しい食とビールを求めて

【長谷川】 
そういえば、ビールは薄くて水みたいだったよね(笑)

【竹山】 そうそう、ビールはいまひとつだったー。アメリカビールのよう…。

【長谷川】 ビール党の我々としては、この水のように飲めるビールに飽きてきて、
その結果、台湾でもビアバーへ向かうという、日本と変わらない行動をとりましたね(笑) 
台湾ではビールはあまり人気がないのかビアバーももちろん少ないのですが、ボスが台湾のスタッフに事前リサーチしてくれて! 
何軒か回りましたが、若者で結構混んでましたね。結構な種類のビールがおいてある「ABV」というお店で、安定のベルギービールを見つけた時はテンションあがりました!
あと、ビールじゃないんだけど、コンビニのお茶には要注意ですよー!
現地の人が飲んでいるものを飲もうと、見かけたおじさんが美味しそうに飲んでいたお茶を買ってみたのですが、これが激甘!でびっくりしました。

【竹山】 そうだった(笑) それを聞いてからペットボトルのお茶を買うときは、「無糖・No sugar」と書いてあるものを探したよー。
 
ABV
ボスとハセ
コアゲートメンバー
ベルギービール

【お店情報】

●小籠包のお店:「京鼎樓」
 中山エリアということもあり、日本人のサラリーマンが多い。味が絶品の有名な人気店。

●火鍋のお店:「橋頭麻辣火鍋」
 忠孝敦化駅から徒歩で3分ほど。具材の日本語のメニューがあります。

●豆乳スープのお店:「阜杭豆漿」
 とても有名な現地の人にも人気なお店。いつも行列なので並ぶ覚悟で! 

●豆乳スープのお店:「世界豆漿大王」
 住宅街の中にあるお店。メニューは日本語で説明と読み方が書いてあるものもあるので安心。

●ビールのお店:「ABV」
 國父記念館駅から徒歩で5分くらい。本当は地中海料理というかスペイン料理のお店です。ベルギービールやドイツビールなど、いろいろあります。
九分と十分、そして夜市へ
ランタン
ランタンとコアゲートメンバー
【竹山】 運賃が安いということで、ホテルの人に依頼し「十分~九份~夜市」に連れて行ってもらえるタクシーを手配してもらいました。1人あたりNT$1,000(日本円で3,700円くらい)。電車とバスを乗り継いでいくより、多少お金はかかるかもしれないけど、待ち時間もなく半日でたっぷり観光できるので、タクシー移動はお勧めでーす!

というわけで、台湾滞在2日目の午後に、台北駅周辺から出発してランタンで有名な「十分」へ向かったわけですが…、走り始めるとどんどん天候は悪くなって、到着した頃は土砂降りで、そして寒かった(泣)

【長谷川】 それでも気分をあげて、ランタンに願い事を書いて、土砂降り&強風の中、勢いよく飛ばしましたね。ランタンは結構大きくて、4色ランタンでNT$150。日本円600円弱で、コアゲートのみなの健康と商売繁盛など祈願しました。これは高いのか、安いのか(笑)
また、もうひとつの名物、電車がお店の軒先スレスレに通っていくのもちょうど見ることができました。
九分
九分の茶屋
【竹山】 そして、夕方頃に九份へ移動したわけですが、ここは千と千尋の神隠しっぽい…ことで有名ですね。思っていたほど広くなくこじんまりとしてた。
でも雨降る中の、赤提灯が点灯した風景はとてもキレイだったー。

【長谷川】 そういえば日本人中学生!?の修学旅行生もいましたね。台湾に修学旅行ってすごいなって。
士林市場
混雑中の士林市場
士林夜市での夕ご飯
【竹山】 その後、高速をとばし台湾市内へ戻り夜市に! この日の夕飯は夜市「士林夜市」でと決めていたので。お店を探しながら夜市内を散策したよね。

【長谷川】 カラフルなネオン、パッと見、不夜城っぽさがありましたね。とにかく広かった。お店もたくさんあってどこを選べばいいのか迷ったけど、地下に降りて見つけたお店「美食區」で海鮮メインの台湾料理を食しました。

【竹山】 「士林夜市」はアメ横と縁日を足して…という雰囲気だったかな。「美食區」は屋台っぽいお店の集合体だったから、お値段もわりと安めだよね。
COMMUNE A7
COMMUNE A7に集う人々
コアゲートメンバー
【竹山】 そうそう、夜道を歩いて向かった台北101のエリアはどうだった?

【長谷川】 これがホントに台湾?というくらい超近代的でびっくり。
「COMMUNE A7」に到着して、週末を楽しむ現地の人たちと同じ空間で食べたマンゴーかき氷やビール、美味しかったー。

【竹山】 DJもいて、一部野外レイブっぽくなってたね。
ガイドブックではリノベされてる区画なども紹介されていたけど、台北101エリアは完全にエリア開発って感じだった。台湾に来たのに、こういうエリアの方が落ち着くと思ったのは私だけですかね(笑)
 
人とのコミュニケーション
身振り手振りや筆談も重要!

【竹山】 現地は日本人観光客が多いからか、メニューなど日本語表記もあったし、片言でも日本語を話してくれる人が結構いたよね。

【長谷川】 そうですね。中国語できないし、英語も通じないし…。でも1人で街歩きしていた時には日本語と身振り手振り、時には漢字での筆談で通じることもあり、なんとかなるものだなと実感しました。

【竹山】 まさに、一人歩きの醍醐味を体験!だね。
人とのコミュニケーションという点では、台湾なのに英語を使うシーンがあったよね。
今回の「火鍋」ディナーを設定していただいたボスの奥様と現地の友人。その友人の方は台湾の大手企業で働くキャリアウーマン。で、共通語は英語。
初めて会う方ということで、コアゲートメンバーも四苦八苦しながら、英語での自己紹介をしたわけだけど…。

【長谷川】 英語で自己紹介なんて!!といいつつ、コアゲートメンバーは、物怖じせずトライしていましたね。度胸がある(笑)やはり毎年の海外研修は役立っていますね。

【竹山】 これまで英語で自分がやっている仕事の紹介をしたことなどなかっけど、PRプランナーというのは通じました。でも、Webディレクターという言葉はないということにちょっとびっくり。結局なんて紹介するのがしっくりくるのか聞くのを忘れたけど…。
そして、こういうときに役立つのは名刺!名刺からいろいろ話しも広がるので、会話をするにはいいアイテムだと思いますよ。
今回、完全英語という空間があったことで、久々に頭がフル回転したけど、英語で自己紹介くらいはできないとだめだな…と痛感しましたよ。ビジネス英語勉強しよう。
ファンシーな空の旅、そしてUber復活
【竹山】 今回は、エバー航空で台湾まで行きました。

【長谷川】 エバー航空は機体や座席シート、案内映像、食事用のフォークやナイフ、何から何までサンリオのキャラクターでファンシーでしたね(汗)

【竹山】 私でもなんだか恥ずかしい感じだったから、男性陣も気持ちが落ち着かなかったんじゃないかな(笑)
エバー航空
エバー航空機内
【竹山】 市内での移動は地下鉄を結構使ったけど、切符がおもちゃのコインみたいだったね。ICチップ入りですけど。いろんな国で地下鉄に乗ってるけど、コイン式は初めてだったかも。

【長谷川】 現地の人たちは、スイカみたいなICカード使ってましたね。街歩きするのに私たちが購入した1dayカードもICカードだったし、ICカードは使い慣れているからやはり便利だと感じましたね。

【竹山】 あと活躍したのはUber! 一時、台湾でのサービスがなくなったと聞いていたけど復活していて、空港と市内の行き来で活用しました。
台湾Uberはほぼ英語は通じないので、行きたい場所の住所を書いて見せるか、ホテル名を伝えるのがベストですね。
ICチップ入り切符
地下鉄の切符
idayパス
地下鉄 1Dayパス
最後にアクシデントが!
案内板
こんなかんじでディレイのお知らせ
街並み
地元の人が集う、24時間空いている「雙城美食街」でとりあえず夕ご飯
【竹山】 今回は最後の最後にやられたね…ハセ。

【長谷川】 さぁ!帰ろうと思ったら大型台風で飛行機が欠航。。。

【竹山】 午後発のはずが、明朝5:00~のチェックインになって…。とにかくホテルを探さねば!と焦ったなぁー。

【長谷川】 空港から近くて、タクシーで行けるホテルをBooking.comで探してなんとか落ち着きましたよね。そして、次の日7:00に台湾を出国し、3時間後に台風はすでに過ぎ去った羽田空港に到着~。
雲一つない真っ青な空が、私たちを迎えてくれました。

また行きたいな~、台湾。
 

Author: YUMIKO TAKEYAMA,YOSHITAKE HASEGAWA